自分が花粉症だと自覚したのは、独立して仕事を始めてからでした。
実際には、それよりかなり以前から花粉症の症状があったのですが、自分ではそれが花粉症によるものだとは考えていませんでした。
資格試験に挑戦していたころ、毎年、資格試験の直前ころになると、鼻水が出るだけでなく、喉が痛くなり、微熱も出ていました。
でも、そのころは、季節の変わり目なので、いつも風邪を引いてしまうのだと本気で考えていました。
あまり花粉症についての知識もなく、花粉症と言えばスギ花粉が原因で、その飛散の多い時期には特に症状はなかったので、まさか自分が花粉症だとは夢にも思いませんでした。
その後もそのように思い込んでいた時期がかなり長く続き、独立して仕事をするようになったころには、症状が以前より酷くなっていました。
そして、花粉症の原因はスギ花粉だけではなく、ヒノキ花粉なども原因なのだということを知り、しかもヒノキ花粉の飛散時期と自分に症状の出る時期とが重なっていることに気付きました。
しかし、自分が花粉症であるということを認めるのが嫌で、周りからは間違いなく花粉症だと言われていたにもかかわらず、それを否定し続けていました。
その裏で、薬を飲むのはあまり好きではないので飲まずに、症状に効くというツクシ飴なるものをなめたりしていましたが、効果はありませんでした。

そして、独立して仕事をするようになってから数年して、仕事にも支障が出るほどに症状が酷くなってはじめて、自分がヒノキ花粉に反応する花粉症であることを認め薬を服用するようになりました。
それからは、ヒノキ花粉の飛散が多くなる時期には、やむを得ず薬を服用しています。
現在も、朝に一錠飲めば24時間効果が持続するとされている薬を服用しています。
このあたりのことは、前に「花粉の時期の洗濯」でも書きました。
リタイアしてからは、仕事に支障がでるということはなくなったので、ヒノキ花粉の飛散の多くなる一時期にだけ薬を服用するだけでよくなりました。
そして、リタイアしてからの2年間はそれで事足りていました。
なので、ここ2年は、それほど花粉症の症状に悩まされたという記憶はありません。
ところが、今年は例年になく、花粉症に悩まされています。少し憂鬱になっています。
はじめはスギ花粉の飛散が始まってからも特に症状はなく、薬も飲んでいませんでした。
それが、ここ一週間前くらいから少しずつ症状が出始めました。
そして、この前の日曜日、とてもよく晴れていたので、朝から夕方まで満開の河津桜と散り始めた梅を見に方々に行き、一日中外にいました。そのときには、念のためにマスクはしており、それほど症状は出ていませんでした。
しかし、一晩たって月曜日の朝に起きると、鼻水が滝のように流れ、目がコロコロして痒いなど、花粉症の症状がこれまでにないくらい酷くなっていました。
そして、スギ花粉だけでなく、ヒノキ花粉の飛散も始まったことを知りました。
そこで、薬の服用を始めましたが、あまり効果はありませんでした。
そして、火曜日には、花粉のみならず黄砂の大量飛来がありました。
こうなると、もう薬の服用だけではダメだと思い、朝の散歩を中止し、外出は必要な買い物のためだけにして、あとは自宅に籠もりました。
洗濯物は当然、部屋干しにしました。アイリスオーヤマ製のサーキュレーター衣類乾燥除湿機の出番です。
本日も、まだ黄砂の大量飛来が重なっているため、朝の散歩を中止しました。
洗濯物も当然、部屋干しです。
昨日のうちに今日の分の買い物もしておいたので、外出を控えて自宅に籠もることにします。
明日になれば、雨が降り、黄砂もなくなるとのことなので、やっと外出ができそうです。
それにしても、まさかリタイアしてからも、これほどまでに花粉症の影響を受けるとは思ってもいませんでした。
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