以前は、毎年のように季節ごとに、親族等から果物や野菜などが送られてきて、それによって季節を感じていました。
ただ、数年前から、そういった「季節の便り」はほとんどなくなりました。
今でもよく覚えているのは、この時期ころに送ってもらっていた「さくらんぼ」です。
山形特産の「さくらんぼ」が、いつも2ケースぐらい届いていました。
個人的には、甘酸っぱい果物が好きなので、いつも美味しくいただいていました。
なかなか自分で購入することはないので、本当にありがたく、「さくらんぼ」が届くと、今年も夏が近づいてきたのだなと思っていました。

あとは、秋に送ってもらっていた「ラフランス」も、とても印象に残っています。
これも自分で購入することはないので、これが届くと、夏も終わり秋になったことを感じていました。
この「ラフランス」は「さくらんぼ」と異なり、食べ頃の難しい果物でした。
「さくらんぼ」は、新鮮なうちが美味しいので、届いてからできるだけ早い時期にいただいていました。
これに対して、「ラフランス」はちょうどほど良く熟れていないと美味しくありません。あまり熟れていないと堅くて甘みが少なく、かと言って熟れすぎると今度は柔らかくなりすぎて甘みもとんでしまい、あまり美味しくなくなります。
なので、その熟れ具合を見計らって食べる必要がありました。
確か、途中からは、食べごろが分かるように一個一個にシールが貼られるようになりました。
シールの色によって、既に食べごろのもの、何日か後に食べごろになるものが分かるようになっていました。
これは、とてもありがたい配慮でした。
「さくらんぼ」や「ラフランス」をはじめとして、送ってもらっていた「季節の便り」は、送ってくれていた親族の高齢化等の理由もあって、数年前から次第になくなっていきました。
そんな中、逆に数年前から、この時期ころに届くようになった新しい「季節の便り」があります。
それは、北海道に住む親族が送ってくれる「アスパラガス」です。
とても新鮮で美味しい「アスパラガス」が今年も、先週のはじめに届きました。
「アスパラガス」はあまり日持ちがしないので、新鮮なうちに食べてしまう必要があります。
ただ、大量に送ってもらうので、一部はご近所にお裾分けをするようにしています。
それでも、結構な量があるので、先週からは毎日のように食卓にあげています。
届いた日には、アスパラの肉巻きを作りました。
豚バラ肉だと少し油っぽくなるので、しゃぶしゃぶ用の豚肉を買ってきて、かなりたくさん作りました。自分で言うのも何なのですが、とても美味しく作ることができました。
単にアスパラガス自体が新鮮で美味しかったからかもしれません。
それからは毎日、数本ずつをゆでて、サラダにいれたり、バターで炒めたりして美味しくいただいています。
新鮮で柔らかいうちに全て食べてしまいたいと思っていましたが、残り数本となり、おそらく今日の晩ご飯で全て食べ切ってしまうことになるともいます。
こうやって、今年もこの時期の「季節の便り」が届いたことで、もう直ぐ梅雨がやってくるのだと感じています。
コメント