読みたい本の探し方

読書

このブログでは何度か書いていますが、読書が好きです。
なので、常に読みたい本を探しているのですが、その主な探し方がリタイア前後で変わったように思います。

リタイアする前は、ゆっくりと読みたい本を探す時間や心の余裕がなかったので、自分が読みたいかどうかよりも、とにかく話題になっている本やベストセラー本を探すことが多かったです。
そのときに、よく使っていた方法がAmazonの売れ筋ランキングを見ることでした。
本全体だけでなく、本のジャンル別にもランキングされているので、短い時間で手っ取り早く探すには便利でした。

ただ、今はもうそんなことはあまりされていないと思いますが、一時期、意図的に短期間だけAmazonのランキング上位になるための小細工をする人たちがいたので、内容的にはつまらない本がランキング上位を占めていたこともありました。
そういうことがなくても、個人的にはこのランキングをあてにして購入した本は外れを引くことも多く、当時は気になった本は手当たり次第に購入していたので、買ったけれどもほとんど読まないままになった本もたくさんありました。

Amazonでは本によっては、ちょっとだけ中身を読むことのできるものもあるので、それをしていればもう少し外れを引くことが減ったのかもしれません。
ただ、そういった時間がもったいないと考え、Amazonの売れ筋ランキングを利用していたので、仕方なかったと思います。



リタイアした後は、Amazonで本を購入することはあっても、Amazonの売れ筋ランキングを利用することはなくなりました。
その代わりに、新聞の書評欄をよく利用するようになりました。
新聞の書評欄は、各新聞によって違いはあると思いますが、自分の購読している新聞ではかなり内容が充実してます。

ベストセラーのランキングはもちろん載っています。
それ以外に、数冊について、作家や学者などの方々が自らの視点で書評を書いて紹介されています。
また、書店員さんの推薦本話題の本も紹介されています。
さらには、著者自身による自らの著作の紹介もあります。
リタイアする前は、これらをゆっくりと読むことはありませんでしたが、リタイア後は時間もあるので、これらを隅から隅までゆっくりと読むようにしています。
特に、書店員さんの推薦本の紹介と著者自身による自著の紹介お気に入りです。

これを読んで、書店に行くのですが、自分がよく利用する大型書店には、各新聞の書評欄で紹介された本を陳列するコーナーがあるので、紹介されていた本をわざわざ探す必要がありません
書店に行けば、すぐに現物を手に取って、中身を読むことができるので、外れを引くことが激減しました。
といっても、リタイアした後は、購入せずに図書館で借りることが多いので、その際の参考にしています。
書評欄で紹介されている本は、新刊ばかりではないので、図書館にあることも多いです。
ならば、図書館で中身を少し読んでから借りれば良いのではと思われるかもしれませんが、自分がよく利用する最寄りの図書館は蔵書が少なく他の図書館からの取り寄せをお願いすることが多いので、内容はあらかじめ書店で確認しておくわけです。
このあたりのことは、前に「図書館」でも書いています。

あとは、新聞の新刊広告も全部読むので、これをもとに書店で現物を手に取ることも増えました。
新刊については、図書館にまだ置いていないことも多く、またあったとしても取り寄せの予約が殺到していて数か月待ちになることも珍しくないので、なかなか直ぐに借りて読むということができません。
そこで、この場合には、大型書店で立ち読みをすることが多いです。
この立ち読みのことについては、前に「立ち読み」で書きました。

このように、自分の読みたい本を探す方法が、リタイア前Amazonの売れ筋ランキングから、新聞の書評欄新刊広告に変わりました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました