新型コロナ禍前は、仕事や観光で年に1回は海外に行っていました。
その際には、航空券とホテルだけを取って行っていたので、現地では、英語でコミュニケーションを取る必要がありました。
初めのうちは、通じないことが多く、何度も嫌な思いをしたことがありました。
そうした経験の中で、単語だけを繰り返すよりは、拙くても簡単な文章にして話した方が通じ易いことが分かってきました。
これは、日本に来ている外国人旅行者から話しかけられた際に、間違った単語を何度繰り返されても何を伝えたいのか分からないけれども、拙くても文章にして話してくれれば、前後の言葉や文章全体から何となく伝えたいことが分かることからも、あながち間違ってはいないと思います。
そういった経験から、海外に行く前の最低1か月間くらいは通勤電車の中などで、トラベル英会話の例文フレーズ集を繰り返し聞くようにしました。
そうして、単語のみではなくなるべく文章にして話すようにしてみたところ、海外で次第にコミュニケーションが取れるようになり、新型コロナ禍の直前期には、海外での移動、食事、買い物などでは特に困らない状態にまでなっていました。
そして、これからもっと海外を楽しもうとしていたところに、新型コロナ禍が起こり、海外に行けなくなってしまいました。
それから、徒に時間が経っていき、せっかく身についた英語力を少しでも維持したいと思っていたところ、リタイアする約1年前に、たまたまDuolingoという英語の学習アプリを見つけました。

そして、このアプリでの英語学習を、リタイアする約1年前から始めました。
はじめは、毎朝、職場に着いてから、仕事に取りかかるまでのウォーミングアップ代わりに、約15分間ほどやっていました。
このアプリでの英語学習は、ゲーム感覚で行うことができ、ポイントが増えると、次第に難易度の高いリーグへと昇格していくという作りになっています。
リタイア前は、それほど時間を使うことができなかったので、中間ぐらいの難易度のリーグでやっていましたが、一日も欠かすことなく継続はしていました。
このアプリでの英語学習をした効果としては、スピーキング力については試す機会があまりないので分かりませんが、明らかにヒヤリング力はつきました。
ニュース番組などで、海外のニュースや英語でのやり取りが流れた際に、字幕を見なくても何を言っているのかが大体聞き取れるようになりました。
以前は、典型的なトラベル英会話で使われるフレーズを、しかもゆっくりと話してもらえば聞き取れる程度でした。
さすがに、洋画を字幕なしで見ることができるレベルにまでは到達していません。
あと、リーディング力については、そもそも単語の意味さえ分かれば英文を読むことはできたので、特に変わりませんが、単語力はついていると思います。
そして、リタイア後は、時間ができたので、毎朝、30分から1時間程度は、このアプリで英語学習をしています。
今日現在で、学習の連続記録を935日更新しています。
ただ、リタイア後は、時間をかけるようになったので、リーグは最高リーグに上がり、少し前に無料版の最終ステージまでクリアしてしまいました。
そのため、今は、デイリーリフレッシュというこれまでの復習ステージを毎朝繰り返しています。
毎日、内容もあまり変わらないため、そろそろ別の英語学習アプリを探そうかと考え中です。
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