自動車の運転免許は、18歳のときに取得しました。
それと同時に、軽自動車を手に入れて、運転を始めました。
その後、何度か車を買い替え、30歳くらいまでは、普通に運転をしていました。
運転をするのは、特別好きというわけではありませんでしたが、特に嫌いというわけでもなく、そのように好き嫌いを考えることもなく、当たり前のように運転をしていました。
その後、仕事の関係で、交通事故に遭うのをできるだけ避けたかったので、あまり運転をしないようになりました。
そうしたところ、実は自分はあまり運転が好きではなかったのだということに気付きました。
それは、進んで自分から運転したいという気持ちが全く起こらず、むしろ他人に運転してもらっている方が楽で、ストレスを感じなくて済むようになったからでした。
このようにして、15年間くらい、あまり自動車を運転をしない時期が続きました。
全く運転をしないというわけではなく、どうしてもする必要があるときに限ってしていたという感じでした。

それが、また運転するようになったのは、自分が乗りたいと思う車を手に入れたからでした。
小学校の高学年のころにスーパーカーブームがあり、そのときに大人になったら、一度で良いからそれらのうちの一台に乗ってみたいと思っていました。
そうしたところ、たまたまスーパーカーブームの終盤に発売された車を手に入れることができました。
タイミング的にも、そのときに買っておかないと、その時代の車は動かなくなる恐れがありました。
こうして乗りたい車を手に入れて、また運転するようになったのですが、古い車だけあって故障も多く、維持費や修理代がそれなりにかかりました。
そのうちに運転も、その車を維持するためにしている感じになっていきました。
最低でも2週間に1度は、ある程度の長距離を走行してやらないと、エンジンの調子などを維持することができませんでした。
そのために、わざわざ高速道路を使って、遠方のアウトレットモールまで買い物に行くなどもしていました。
それでも結局、その車には10年間乗りました。
10年間乗って満足しただけでなく、そろそろ車のコンディション的にも限界にきていたこと、また仕事をリタイアすることも頭にあったので、リタイアする2年前に、その車を手放しました。
そして、再び、ほとんど自動車を運転しないようになりました。
リタイアしてからも、それは変わらず、全くしないわけではないのですが、以前にも増して本当にどうしても運転する必要のあるとき以外は、運転しないようになりました。
ただ、先日、運転免許の更新はしてきたので、また乗りたい車に出会うことがあれば、それを手に入れて運転するようになるかもしれません。
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