ここでの「聖地巡礼」は、ドラマ・映画・漫画・アニメ・小説などの舞台に関連する場所を実際に訪れることです。
自分の場合にはアニメや映画が好きなので、それらに関する「聖地巡礼」がメインとなります。
とは言っても、実際のところは、意識して「聖地巡礼」をしたことは数えるぐらいしかありません。
どちらかというと、旅行に行ったら、たまたまそこが好きなアニメの舞台に関連する場所だったという、偶然の「聖地巡礼」の方が多い気がします。
意識して「聖地巡礼」をした場所としては、滋賀県の近江神宮があります。
ここは、「ちはやふる」で高校生のカルタ(百人一首)の全国大会の会場になっている場所です。
「ちはやふる」は、原作が末次由紀さん著の漫画です。
この作品は、漫画は読んでいないのですが、アニメと実写版の映画は全て見ました。
そして、ちょうど劇場で実写版の映画を見た際に、一度行ってみたいと思って、近江神宮を訪れました。
近江神宮では、「ちはやふる」関連のグッズなども売っていました。
神社までの石段があるのですが、これが実際に行って見てみると、アニメや映画での印象よりも短いと感じました。
アニメでも映画でも、かなり長い石段のように描かれているのですが、その半分ぐらの長さという感じでした。

あとは、旅行に行った先で、たまたまその場所が「聖地」であることに気付いたパターンになります。
一つ目は、北海道の羽幌町です。ここは、旭川から稚内に向かう途中でたまたま立ち寄り、一泊しました。
そうしたところ、宿泊したホテルの一角に、「椎名軽穂コーナー」が設けられており、同人著の「君に届け」の漫画が全巻置かれ、貸し出されていました。
それを見て、はじめて羽幌町が「君に届け」の舞台になっていることを知りました。
「君に届け」の中では「北幌高校」が舞台になっいて、その所在地が札幌からは少し離れた海沿いの街であろうということは知っていたのですが、それが羽幌町だとは知りませんでした。
この作品は、漫画、アニメ、実写版映画、実写版ドラマの全てを見ています。
自分が男子校に通っていたせいもあるのか、共学の高校生の淡い恋愛物語にとても憧れ、惹かれてしまいます。
このようにたまたま立ち寄った場所が、自分の大好きな「君に届け」の舞台になっている場所だと知って、そのときには一人だけめちゃくちゃテンションが上がっていました。
次は、高知県の仁淀川流域です。ここは仕事仲間とたまたま高知県に旅行に行った際に立ち寄りました。
それまで、みんな高知県に行ったことのない者ばかりだったので、有名な観光地を一通り回ると行く場所がなくなってしまいました。
そうしたところ、せっかくレンタカーを借りているので、少しドライブをしようということで訪れたのが仁淀川流域でした。
確か、紙の製造が有名で、その資料館のようなところに入ったところ、その辺りが「竜とそばかすの姫」の舞台になっている場所であることの書かれたパンフレットが置かれていました。
「竜とそばかすの姫」は、細田守監督のアニメ映画です。
細田守監督のアニメ映画は好きで、「サマーウォーズ」や「時をかける少女」をはじめてとしてほとんどの作品を見ています。
このときは、少し前に映画館で「竜とそばかすの姫」を見たところでした。
自分以外にも、もう一人このアニメ映画を見ていた者がいて、二人して盛り上がりました。
そして、パンフレットを参考にそこから「聖地巡礼」を始めました。
特に「JR伊野駅」とその周辺が、映画で描かれていたとおりの風景だったので、めちゃくちゃテンションが上がりました。
最後は、少し毛色が変わるのですが、ニューヨークです。ニューヨークには、仕事仲間と現地のローファームの視察も兼ねて行きました。
そして、ブロードウェイ、エンパイアステートビル、アメリカ自然史博物館、自由の女神像、セントラルパーク等々を観光して回ったのですが、行く先々で見たことのある映画の舞台になっていることが分かり、一人で喜んでいました。
例えば、アメリカ自然史博物館は、あの映画「ナイトミュージアム」の舞台になった場所です。
また、セントラルパークは、色々な映画で登場しますが、ちょうど行く前に「魔法にかけられて」を見ていたので、すごくテンションが上がりました。
こんな感じで、自分の「聖地巡礼」は、たまたまというパターンも多いのですが、やはり好きなアニメや映画の舞台に実際に行って、その場所を見ると感慨深いものがあり、テンションが上がることは間違いありません。
リタイアして時間ができたので、次は、北海道での「ゴールデンカムイ」の「聖地巡礼」を目論んでいます。
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