睡眠についての悩みや問題

生活全般

働く世代(20代~60代)の8割以上の人たちが、睡眠について何らかの悩みや問題を抱えていると言われています。
ある製薬会社の調査によると、睡眠についての悩みや問題としては、寝つきの悪さ中途覚醒による寝不足ないしは睡眠満足度の低さというのが多いようです。

自分に照らしてみると、働き出してから40歳くらいまでは、慢性的な睡眠不足の状態に陥っていました。
基本的には、夜は午後12時過ぎには寝て午前7時ころに起きることにしていたのですが、仕事で寝るのが深夜の2時、3時になることも珍しくありませんでした。
また、午後12時過ぎに床についても、考え事をしてなかなか寝付けないということが多かったように思います。
さらに、早く寝つきたくて寝る前に飲酒する習慣もあったので、それがさらに睡眠の質を低下させていました。

ただ、仕方がないと諦めていたところがあって、特にこれを改善しようとはしませんでした。
おそらく、30代で体力もあったので、何とか気力だけで乗り切れていたのだと思います。
なので、それほど悩むということもありませんでした。

この睡眠習慣を変えたのは、独立して仕事をするようになってからでした。
それは、慢性的な睡眠不足を解消しようという目的からではなく、生活習慣そのものを朝型に変えようという目的で始めました。
まずは早起きをすることから始めました。それまでより2時間早く、毎朝午前5時に起きることにしました。
とにかく、はじめはこれだけを実行するようにしました。
はじめのうちは、午前5時に起きても眠たくて、たいしたことはできませんでした。
せいぜい、朝刊をゆっくりと読んだり、録り溜めていた映画やTVドラマを眺めているくらいでした。

しかし、午前5時起きが習慣になってくると、次第に朝から行動ができるようになっていきました。
そのうちに自宅で何となく朝の時間を過ごしているのがもったいなくなり、午前7時には職場に着いて仕事を始めるようになり、その代わりに午後5時には職場を出るようになりました。
そうすると、就寝時間も固定してきて、自然と午後11時には寝るようになっていきました。
朝が早い分、ベッドに入ると数分で眠りに落ちるようになり、寝る前に考え事をすることもなくなりました。
早く寝つけるようになったので、寝る前に飲酒するのもやめました
仕事の都合で、寝る時間が遅くなることもありましたが、それでも起床時間は変えませんでした
そんなときの睡眠不足は、職場での短時間の昼寝や帰宅後の短時間の夕寝で補っていました。
そして、休日だけは、起床時間を遅らせて、午前6時~7時に起きるようにしていたので、そこでも少しは睡眠不足を解消できていたように思います。

これが、リタイアする前の自分の睡眠習慣でした。
リタイア後はというと、睡眠については、リタイア前と同じようにしています。
平日は必ず午前5時に起きて、散歩に出掛けています。ただ、寝る時間は、遅くとも午後11時のままなのですが、早ければ午後10時に寝ることも増えました。
今でもベッドに入ると、数分で眠りに落ちます
目覚めは、リタイア前は目覚まし時計のアラームで起きることが多かったですが、今は午前5時前には自然と目が醒めて、アラームの音を聞くことはほとんどなくなりました。
週末は、飲酒をして、少し遅くまで(と言っても午後12時までには寝てしまうことが多いですが……)起きているので、これもリタイア前と同じく午前6時~7時に起きています。

このように、自分の場合には、リタイアしたあともリタイア前と同じように早起き生活を続けているので、特に睡眠についての悩みや問題は抱えていません。
リタイアする前には時々あった、おそらくは仕事のストレスが原因だったと思うのですが、うなされて汗をかいて午前3時や4時に一度目覚めてしまうということもなくなったので、より問題が減ったとも言えます。
ただ最近は、アルコールが睡眠の質を低下させるということが身に浸みて分かるようになってきました。以前よりは、確実にアルコールに弱くなってきています。
なので、リタイアする前から、飲酒は基本的に週末だけに限っているのですが、その週末にも飲み過ぎないように気をつけています。

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