流水麺

今年も「流水麺」の季節がやってきました。
基本的に麺類は何でも好きなのですが、冷たい麺だと一番好きなのは、冷やし中華です。
冷やし中華の中でも、しょうゆ味よりもゴマだれ味の方が好きです。
そして、次に、ざるそばが好きです。

これらの冷たい麺は、暑い時期には本当に美味しいのですが、ネックは作るときの暑さです。
麺をゆでるのが暑いのです。ＩＨだとそうでもないのかもしれませんが、自分のところはガスコンロなので、暑い時期に火を使って麺をゆでるのが暑くて、つい尻込みしてしまいます。
そんなときに、お手軽に冷やし中華やざるそばを楽しめるのが、シマダヤさんの「流水麺」シリーズです。

この「流水麺」が売り出されたのは、1988年らしいのですが、自分が知ったのは今から15年くらい前であったと思います。
たまたまスーパーの売り場で発見し、試しに買ってみたのですが、これが美味しくて、それ以降頻繁に買うようになりました。
はじめのうちは、ざるそばを買っていましたが、そのうちに冷やし中華も売り出され、これも買うようになりました。

「流水麺」シリーズのラインナップには、自分の知る限りでは、ざるそば、ざるうどん、そうめん、冷やし中華しょうゆ味、冷やし中華ゴマだれ味があります。
ざるそばやざるうどんは、比較的どこにでも売っているのですが、冷やし中華を置いているところは少なく、また置かれている期間も短いので、かなり貴重です。
なので、「流水麺」の冷やし中華を見つけると、必ずと言ってよいほど買ってしまいます。
特に、ゴマだれ味を見つけた日は、それだけで幸運であったとさえ思えてしまうほどです。
作ったことのある人なら分かると思いますが、ざるそばの場合よりも冷やし中華の方がトッピングする具も多くあって何かと手間がかかるため、この麺をゆでなくてもよいという点がすごく嬉しいのです。
しかも、美味しいとなれば、これを買わない理由はありません。

「流水麺」はその名のごとく、麺をゆでる必要がなく、水道水でほぐすだけ（冷やし中華だけは付属のスープでほぐします）で美味しくいただける冷たい麺のことです。
１袋に二人前が入っていますが、普通の成人ならおそらく、１袋を一人で食べるのがちょうど良いぐらいの量です。
ただし、冷やし中華の場合には独自に具をトッピングすることが多いと考えられるので、１袋を二人で食べるのがちょうど良いかもしれません。

ざるそばについては、最近は類似商品が出回るようになりました。大手スーパーの中にはPBとしての類似商品を置いているところもあります。
こういった類似商品も見つけるたびに買い求めて、片っ端から試していますが、今のところは「流水麺」がダントツで美味しいと思います。
これまでに、「流水麺」を上回る商品に出会ったことはありません。

あと、冷やし中華については、類似商品を見たことがありません。
その理由は分かりませんが、もしかしたら、ざるそばやざるうどんよりも商品化するのが難しいのかもしれません。
そういえば、冷やし中華は、ざるそばやざるうどんよりも若干賞味期限が短かったような気もします。
また、冷やし中華にだけは、ソース(タレ)がついています。

本日の買い物で「流水麺」のざるそばを見つけ、早速買ってきて、お昼ご飯にいただきました。
今シーズンの「流水麺」はじめは、やはり安定の美味しさでした。
早く、冷やし中華ゴマだれ味を見つけて、今シーズン初の冷やし中華を「流水麺」で味わいたいです。