その人の生活時間帯の中心がいつなのかを捉えて、よくその人は朝型だとか、夜型だとか言われることがあります。
そういう意味で言えば、朝5時に起きて遅くとも23時は寝ている自分は完全に朝型だということになります。
しかし、もともと朝型だったわけではなく、どちらとも言えない時期や完全に夜型であった時期もありました。
学生時代は、朝起きて学校に行くわけですから、基本的に朝型だと思うのですが、朝起きるのが苦手で、夜になると元気になるという人もいるように思います。そういう人は、潜在的には夜型と言っても良いのかもしれません。
自分の場合は、学校に行くために朝起きるのがそれほど苦手ではありませんでした。
また、中学生以上になると深夜まで起きていて、夜でも元気に活動していました。
なので、この時期は、自分にとってどちらとも言えない時期であったと思います。

完全に夜型になっていたのは、資格試験の受験時代です。
この時期は、起きるのがお昼でした。
当時テレビでやっていた「笑っていいとも」の始まるころに起きていました。
そして、自分にとっては朝ご飯にあたる昼ご飯を食べ、それからゴソゴソと動き出し、夕方まで勉強をするなりアルバイトに行くなりして、晩ご飯を食べ、そのあとずるずると深夜の2時、3時まで活動し、朝方に寝ていました。
よく家族から、せめてもう少し早く起きるようにと何度も注意されたのを覚えています。
しかし、当時の自分にはこの時間帯での生活が最もフィットしていました。
その後、働くようになった当初は、また学生時代と同じような、自分にとってはどちらとも言えない時期でした。
仕事に行くために朝起きますが、それほど早起きというわけでもなく、夜も仕事で寝るのが深夜になることも度々ありましたが、案外と平気でした。
さすがに、休みの日にはゆっくりと寝ていましたが、それでも昼まで寝ているということはなかったように思います。
そして、自分が完全な朝型に移行したのは、これまでに何度も書いているのですが、40歳になったころでした。
このころから、5時起きを始めました。
当時は、もう独立して仕事をするようになっていたのですが、しばらくして、7時過ぎに職場に着いて仕事を始めるようになりました。
そして、原則として17時には職場を離れていました。特に、飲み会などがなければ、そのまま帰宅して、18時に晩ご飯を食べ、遅くとも23時には寝るようにしていました。
自分にとっては、この時間帯で生活をするのが、仕事をするうえでは一番フィットしていたように思います。
ただ、この朝型か夜型かについては、人それぞれ向き不向きがあるようなので、どちらが良いとは一概に言えないところがあります。
自分の知り合いで言えば、割合的には朝型の人が多かったように思いますが、それでも自分がすごく仕事ができると思っていた数人の人は完全な夜型でした。
リタイアしてからは、朝型、夜型のいずれでもよくなったのですが、朝型を20年続けてきているので、現在のところは朝型の生活を維持しています。
朝型の良いところは、まず一日を長く感じることができます。なんと言っても、午前中が5時から12時までの7時間もあるのは大きいと思います。
次に、朝起きるのが早い故に、夜は自然と眠くなり、11時には寝ることができます。寝付きが良くなるので、あまりクヨクヨと物事を考えなくもなります。
そんな感じで、今の自分には朝型の生活がフィットしているので、これからも朝型の生活を続けるつもりです。
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