リタイア前は、仕事をしていたので、当然に「曜日感覚」がありました。
基本的には、土日祝日は休みにしていたので、平日、週末、休日といったように、仕事を基準にした「曜日感覚」で生活をしていました。
リタイアすると、この「曜日感覚」の基準となっていた仕事がなくなるので、「曜日感覚」はなくなってしまうのではないかとも思われます。
よく、定年退職した人が、「毎日が日曜日」と言っているような感じです。
特に早起きする必要もなく、行きたいところがあれば平日の昼間にでも行くことができます。
そういう意味では、何もしなければ、「曜日感覚」を保つことができなくなるかもしれません。

自分の場合は、リタイア後も、主に2つのことが基準になって、しっかりと「曜日感覚」を保つことができています。
その1つ目は、ゴミ出しです。
リタイア後は、家事全般をやっているので、その中には当然ゴミ出しも含まれます。
地域によって様々ですが、自分の住んでいる地区では、一週間のうちに燃えるゴミの日が2回、プラゴミの日が1回、缶ビンの日が1回あります。
これらのゴミ出しの際には、前日から準備をすることも多いので、自ずから今日が何曜日なのかを意識するようになります。
家事をやっていなければ、このように意識することはなかったように思います。
もう1つは、飲酒です。
リタイアしてからは、アルコールを摂取するのは原則として週末だけと決めています。
お誘いを受けるなどして、飲みに行く以外は、これをかなりきちんと守っています。
別に平日に飲んだところで、何か支障があるわけではありませんが、アルコールを一定量以上摂取した翌日は確実にパフォーマンスが落ちます。
朝は習慣で同じ時間に目が醒めるのですが、そこからの行動力がガクッと下がります。まず、そもそもやる気自体があまり湧いてこなくなります。
そういうこともあって、飲酒するのは、金曜日と土曜日、あと日曜日は夕食時に少しだけと決めています。
なので、飲酒によって、平日と週末をはっきりと意識するので、これによっても「曜日感覚」を保つことができています。
リタイア後も「曜日感覚」を保てていることは、規則正しく健康的な生活を送ることに役立っていると思います。
ただし、これには弊害もあって、本当に気分的な問題にすぎないのですが、何故か毎週月曜日には少しだけ憂鬱な気分になっしまいます。
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