早起き生活を本格的に始めたのは、2006年2月からでした。
もう19年も続いていることになります。
きっかけは、始めた仕事が思うように上手くいかず、なのにこれといった行動のできない自分を変えたくて、何かそれまでと違うことをしようと思い立ったことでした。
毎朝5時に起きて、誰よりも早く職場に行って仕事を始め、その代わり毎日17時には帰ろうと決意しました。
そして、仕事を辞めるまで、この決意を守り通し、そのおかげで仕事はそれなりに上手くいき、それなりの成果も出せたように思います。
そんな中で、気が付けば、早起きは習慣になっていました。

リタイア後は、特に早起きをする必要はないのですが、早起きを続けることにしました。
もはや習慣になっていたというのも理由の一つですが、リタイア後も規則正しい生活をしたいと思っていたことや、知らないうちに早起きそのものが趣味のようなものになっていたというのもその理由です。
まず、早起きをすると、気分が前向きになります。
また、1日の時間を長く感じられるようになります。午前中だけでも7時間もあって、それだけでも大概のことはできてしまいます。
仕事をしていたときは、前日に寝る時間がどんなに遅くても、5時起きをして、睡眠時間が2~3時間なんてこともざらにありましたが、さすがにリタイア後は早めに寝て、睡眠時間は6~7時間は取るようにしています。
また、週末はアルコールを飲んで、ほんの少し夜更かしもするので、5時起きは平日だけにして、土日は6時~7時の間に起きるようにしています。これがちょうど良いメリハリになっています。
散歩は、リタイア後に始めました。
仕事をしているときは、最低でも通勤の往復で合計約40分ほどは歩いていたので、同じくらいの運動量は確保しようと考えました。
そこで、いつも通勤していた朝の時間と同じくらいの時間に、40~50分ほどの散歩をすることにしました。これも、原則として、平日だけにしました。
仕事をしていたときには、6時半に家を出ていました。今は、夏はそれより少し早く出ることもあり、逆に冬はそれより遅く出ることが多いです。特に、冬は家を出るときにはまだ暗いので、帰り道でちょうど日の出になるように時間を調整しています。
朝陽を浴びて歩くのは、とても気持ちの良いものです。ただ、曇っていても、ちゃんと太陽の紫外線は届いていて、セロトニンの生成には影響がないようです。
この散歩も、2年も続けているので、もう習慣になりました。趣味のようにもなりかけています。
犬の散歩も含め、早朝に散歩している人は案外多く、そのうちの何人かとは毎朝顔を合わすので、いつの間にか朝の挨拶を交わすようになっいます。
このように、今や早起きと散歩は、習慣であり、かつ趣味のようなものになっているので、冬の寒い時期などでも特に苦になることはありません。
ただし、無理だけはしないようにしています。
いずれも、平日だけにしているうえ、早起きはしても、暑すぎたり、寒すぎたり、あるいは体調の優れないときなどには、散歩はお休みすることにしています。
無理をしないことが、続ける秘訣なのかもしれません。
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