趣味の一つに、史跡巡りの旅があります。
これは、リタイアする前から始めていました。
初回は、2020年の秋でした。
岐阜に一泊で行き、岐阜城をはじめとして、墨俣一夜城跡や大垣城などを巡りました。
岐阜城の天守閣からの眺望を楽しみ、同じような景色を斎藤道三公や織田信長公も見ていたはずだと思うと、感慨深いものがありました。
夜は、地元の居酒屋さんで地酒と郷土料理を堪能しました。
この初回の旅が非常に楽しかったので、それ以来、1年に3回くらいのペースで、史跡巡りの旅を続けています。
お目当ての史跡を目指し、周辺に歴史博物館などの施設があれば必ず立ち寄り、夜は地元の居酒屋さんで美味しい郷土料理と地酒をいただくというのが定番になっています。

リタイア後の初めての旅は、沖縄でした。
琉球王朝時代の史跡である首里城、園比屋武御獄石門、玉陵、識名園、斎場御獄、今帰仁城跡、中城城跡などを2日間かけて巡りました。
一番最近は、一泊で伊勢に行き、伊勢神宮(内宮、外宮)ほか、倭姫宮、月読宮、猿田彦神社、斎宮博物館などを巡りました。
行き先は、有名な場所からマイナーな場所まで様々です。
有名な場所には、大抵、周辺に歴史博物館のような解説してくれる施設等があって、そこで関連する知識を得ることが可能なのですが、マイナーな場所となるとそういった施設等がありません。
そのため、史跡巡りの旅を楽しむためには、事前学習が欠かせません。
例えば、解説してくれる施設等が周辺にない城跡や遺跡などは、事前知識なしに行っても、そこにはただの石垣や瓦礫の山があるだけです。おそらく、通常の人ならほんの数分の滞在で、何の感慨もなしに帰ることになるでしょう。
しかし、事前学習をして行くと、そのただの石垣や瓦礫の山も、見方が変わります。
例えば、ただの石垣であっても、そこに過去にはどのような城が建っていたのかや、そこでどのような出来事があったのかを学習していれば、そういった光景を頭に思い浮べながら、しばし周辺の散策を楽しむことができます。
なので、史跡巡りの旅に出かける前には、旅を楽しむために、関連する書籍を読んだり、YouTubeの関連動画を見たり、特集番組を見たりと事前学習に余念がありません。
そのおかげで、日本の歴史については、かなり勉強しました。
おそらく関連書籍だけでも、100冊以上は読んでいます。
歴史区分で言うと、個人的には、中世、近代よりは古代に興味があります。
行った史跡での個々のお話しについては、また機会があれば書きたいと思います。
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