反省はしても後悔はしない

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自分がモットーとしていることの一つに、「反省はしても後悔はしない」というものがあります。
これをモットーの一つとするようになったのは、仕事をするようになってからでした。
特に、独立して自分で仕事をするようになってからは、常にそのように行動をするよう心がけていました。

仕事をしているといつも上手くいくことばかりではありません
当然、ミスをすることもあれば、どれほど力を尽くしても目指していた成果を得られないこともあります。
当然、ミスをした場合には、どうしてミスをしたのか原因を究明して、自分に落ち度があれば「反省」をして、二度と同じミスは繰り返さないようにしました。
また、自分の能力に足りないところがあったのであれば、その点は「反省」して、その能力を身につけるように努めました。

このように「反省」はたえずしていましたが、「後悔」だけはしないようにしていました。
そのために、常にその時々に自分の持てる全能力を傾けるようにしていました。
やろうと思えばできたのに、やらなかったという「後悔」だけはしたくなかったのです。
ありがちだったのが、良いアイデアや新しいアイデアを思いついたけれども、それらを実行するのには手間暇や困難を伴うので、つい従来から行われている安易な手段を選択してしまいそうになることでした。
そういうとき、自分は「後悔」をするのが嫌だったので、どんなに手間暇や困難を伴っても、安易な手段の方を選択しませんでした。

そのようにしていても、上手くいかないことはありましたが、少なくとも「後悔」することはありませんでした。
後日、振り返ってみれば、その当時には能力が足りなかったために上手くいかなかったこともあるのですが、その当時の能力でできる限りのことはやっているので、「後悔」はありませんでした。
自己満足開き直りだと言われるかもしれませんが、何度その当時に戻ったとしても、その当時の能力でのベストを尽くすこと以上のことはできないわけですから、仕方がないと考えるしかありません。
ただ、その反面ベストを尽くしていなければ、必ず「後悔」することになると考えていました。

そのうちに、仕事以外の場面でも、そのように考えるようになりました。
そして、リタイアした後も、このモットーを生活に取り入れるようにしています。
リタイアした一年目に、地元にある大学科目等履修生として通ったのも、ここでもう一度大学生をやってみたいという思いを実現しなければ、必ず「後悔」することになると思ったからです。
家事、特に料理に挑戦するようになったのも、同様にここでやっておかなければ「後悔」することになったからだと思ったからです。
リタイアしてからの生活では、あれこれとやってみて「反省」することは多いのですが、「後悔」することのないように行動することを心がけています。

そもそも、リタイアしたこと自体が、「後悔」しないためでした。
少し早いかもしれないし、リタイアしなければ良かったと「反省」することになるかもしれないけれども、このタイミングでリタイアしなければ、どうしてあの時にリタイアしなかったのだろうと「後悔」するのは必定だと思いました。
なので、今でも、リタイアしたことについては全く「後悔」していません。

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