リタイアキラー

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ドリームキラー」という言葉を耳にされたことがあるでしょうか。
ドリームキラー」とは、明確な定義は見当たりませんが、否定的な言葉やネガティブな言葉などを使って、相手の夢や目標を壊そうとする人たちのことを意味するそうです。

個人的には、学校を卒業する前に、この「ドリームキラー」に遭遇したことがあります。
自分は、他の多くの卒業生のように新卒一括採用での就職はせずに、アルバイトをしながら資格試験に挑戦することに決めていました。
周りの友人や仲間らが次々と企業の内定を決めていた時期のある夜、高校時代から仲の良かった友人2名に呼び出されました。
そして、24時間営業のミスタードーナツで夜が明けるまで、資格試験を諦めて、みんなと同じように企業に就職するよう説得されました。

その友人2名とは、先日の高校の同窓会で再会したのですが、2名からは反省の言葉とともに、当時は本当に心配していたのだということを力説されました。
こちらも、当時から、本気で自分のことを心配してくれてのことだと思っていたので、その当時から今日まで特に何とも思っていません。
自分は当時から他人の言葉を素直に受け容れるような人間ではなかったので、その2名からの説得はアドバイスとしてありがたく承ったうえで、自分自身の判断に基づき就職はせずに資格試験に挑み、無事に合格して資格を取得しました。

そして、同じようなことが、リタイア前にもありました。
夢や目標を壊そうとするものではなかったので、「ドリームキラー」とは言えませんが、仕事をリタイアするのを阻止しようとするものだったので、「リタイアキラー」と言えるかもしれません。
もちろん、この「リタイアキラー」というのは私の造語です。

仕事仲間友人だけでなく、今回は親族からも、仕事を続けるよう説得されました。
色々なことを言われましたが、自分のような仕事人間が完全に仕事を辞めてしまうと、すぐに退屈して嫌になるから辞めない方が良いというというものと、せっかく資格を取得してやっている仕事で、一番脂ののっているこの時期に辞めるのはもったいないというものが大半でした。
あとは、今後の生活にかかるお金をどうするのかといった不安を煽るものもありました。

言われたことは、もっともなことばかりで、自分自身も退屈するのではないか、もったいないお金は大丈夫かなどについて一応考えはしました。
しかし、そんなことを言っていたら、いつまでたってもリタイアできず、結局は働けなくなるまで仕事を続けることになってしまうと思い、今回も自分自身の判断に従ってすっぱりと辞めることにしました。
今後、定年を待たずして仕事を辞めるような方は、この「リタイアキラー」に遭遇するかもしれません。

自分の場合には、「リタイアキラー」に屈することなく、リタイアしましたが、今後何か新しいこと、特に新しい事業などを始めようとしたら、再度「ドリームキラー」に遭遇するかもしれないと思っています。

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