自分はこれまでに一度もマッサージを受けた経験がありません。
整体、カイロプラクティック、ストレッチなどその呼び名の如何にかかわらず、これに類するもの全てについて経験がありません。
リタイアする前から自分の周囲には、肩こりや腰痛などで悩む人が多くいて、そのほとんどの人がマッサージや整体などに通っていました。
特に仕事をするようになってからは、基本的にデスクワークなので、肩こりと腰痛を訴える人が多く、よくそういった話題で盛り上がっていました。
しかし自分は、そういった話題には、ほとんど入っていけませんでした。

自分の場合にも、腰痛の経験はあります。
資格試験の受験時代に運動不足がたたって、ぎっくり腰になったことがありました。
台所で洗い物をしていたときに、前屈みの姿勢でくしゃみをしたら、腰に違和感を感じ、その数分後には腰に激痛が走って動けなくなりました。
なので、腰痛がつらいものであるということは理解しているつもりです。
ただ、そのぎっくり腰のときには、運動不足が原因であることが明らかであったので、ジムに通って定期的に運動をすることで対処しました。
その際には、マッサージなどに行くということは思いつきもしませんでした。
それ以降、ぎっくり腰を再発したことはありません。
肩こりについては、自分自身で感じたことがありませんでした。
自分には肩こりはないと思っていました。
ただ、仕事をするようになってから分かったことですが、知り合いの整体師さんに、自分には肩こりがないと話したところ、軽く肩を触られて、十分に肩こりの症状があると言われました。
その方が言うには、外国人には肩こりというものがないが、それはそもそもそういった概念がないため、症状はあってもそれが肩こりだと認識しないからだということでした。
そして、自分の場合も、まさにそれだということでした。
ただ、肩こりの症状があるにしても、自分ではそれを認識しておらず、特につらいなどと思ったこともなかったので、肩こりのためにマッサージに行こうと考えたことは一度もありませんでした。
昔、自宅に父親の使っていた椅子形のマッサージ器があり、今から思うとかなり高機能、高性能なものだったのですが、それすら数回使っただけでそれ以上使おうとは思いませんでした。
このように、自分にも肩こりの症状があり、ぎっくり腰になったこともあったのですが、マッサージとは無縁の生活を送ってきました。
35歳から50歳くらいまでは、定期的にサッカーをしていたので、運動不足になることもなく、筋肉痛になることはあっても、肩こりや腰痛に悩まされることがなかったというのがその要因の一つなのかもしれません。
リタイアしてからも、散歩や軽い筋トレをしているおかげで、肩こりや腰痛に悩まされるということは今のところありません。
ただ、長い距離、特に高低差のあるところを長時間歩くと、腰痛がするようになってきました。
昔は、脚部が痛くなることはあっても、腰痛にはならなかったのですが、やはり脚部や体幹の筋肉が少しずつ衰えてきているのかもしれません。
その対策としては、もう少し脚部と体幹の筋肉を鍛えようと考えいます。
もともと他人に自分の体を触られるのがあまり好きではないので、どうしてもマッサージなどに行ってみようという発想にはなりません。
そんな自分でも、そのうちマッサージを経験してみようと思う時期が訪れるのでしょうか?
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