自分は、どちらかと言うと「行動力」のある方だと思います。
周囲からはどのように思われているのか分かりませんが、これまでに思いついたことを色々とやってきたので、おそらくは「行動力」があるように見えているのではないかと思います。
自分が何かをやろうとするときに考えることの一つに、「やってみなければ分からない」というのがあります。
特に、周りから難しいとか無理だと言われると、余計にそのように考えてしまいます。
これは、自分に天の邪鬼なところがあるからかもしれませが、この「やってみなければ分からない」という考えが、自分の原動力になっていることは確かです。
思い返せば、資格試験に挑戦したときもそうでした。
当時仲の良かった友人たちから、無理だからやめておくよう説得されました。
このときは、自分のことを本当に親身になって考えてくれたのだと思います。
しかし、「やってみなければ分からない」と友人たちの説得を振り切って、資格試験に挑戦しました。

その後も、特に独立して自分で仕事をするようになってからは、この「やってみなければ分からない」との考えで、色々なことをやりました。
周囲からは、そのようなやり方で本当にできるのかと言われながらも、それまでの慣習的なやり方とは違ったやり方で仕事をやったことが何度もありました。
のみならず、他の同業者ができないと断った仕事やその困難さから手を出さなかった仕事もやりました。
そのようなときは、いつも他人がどう言おうとも、自分は「やってみなければ分からない」と考えていました。
当然、自分なりに考え抜いて、何とかできるだろうとの見込みを持てたことをやっていただけで、無茶なことをやっていたわけではありません。
ただ、やる前から、難しいとか無理そうだといった理由で諦めてしまうのが嫌だっただけです。
そのようにして色々とやってみた結果、本当に「やってみなければ分からない」もので、中には思い通りにできなかったこともありましたが、おおむね見込み通りの結果を出すことができました。
その代わりに、人よりも動く必要はあったので、その分「行動力」が身につきました。
そのおかげで、仕事以外の面でも、海外旅行などに積極的に行くことができました。
海外でレンタカーを借りて遠出をしたり、現地の公共交通機関を使って周遊をしたりと、よくあんなことができたなと自分でも思うことがいくつもあるのですが、いずれも「やってみなければ分からない」と考えたからできたことでした。
そして、少し早めのリタイアもそうでした。
周りからは、リタイアしない方が良いとのアドバイスをたくさんもらいました。
しかし、ここでも「やってみなければ分からない」と考えて、リタイアを決断しました。
リタイア生活に自分が馴染めるのかどうかは、正直言って不安も大きく、それは今でも続いています。
リタイア生活を始めて既に2年以上が経ちましたか、まだ自分が馴染めているのかどうかは自信がありません。
ただ、リタイア生活に入ってから「やってみなければ分からない」と考えてやってみた料理をはじめとする家事も何とかなっており、リタイアしたらやってみようと考えていたことのいくつかは実現しました。
仮に今後、リタイア生活に飽きて、また仕事をするようなことがあったとしても、それはそれで一度リタイア生活を「やってみなければ分からなかった」ことなので、自分自身で納得がいくと考えています。
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